「直感の経営」

SWOT分析/ブレインストーミングが嫌い

正直に言うと、SWOT分析とブレインストーミングと言った言葉を知ったときから、私はこれらが嫌いでした。なぜなら、問題意識を共有する人たちとの議論には意義を認めますが、一般的な意味でのこれらの「指導」には気乗りしないのです。20年近くたって、やっと思いを同じくする、そして確かな解答を得た気がしています。

チームは対を基本とし、日常の仕事のなかで全人的対話に基づく真剣勝負によってこそ、革新的なイノベーションが実現できるという、知識創造の本質を示していると思います。
最近、流行りのデザインマネジメントやブレインストーミングが見落としているのは、この点ではないでしょうか。 「直感の経営」 p238

これは今年KADOKAWAから発刊された野中郁次郎・山口一郎の「直感の経営」で、「ホンダの新・旧ワイガヤ」に関する部分からの引用です。「・・・が嫌い」のタイトルは私が付けましたが。大変示唆に富んだ本で、今年は私にとって、大変ためになる良書の当たり年です。他方から見れば私の勉強不足と言うことですが。
また、この一説の前には京セラのアメーバー経営に関する記述もありますが、これはまた改めて。

出版社: KADOKAWA (2019/3/28)

直観の経営「共感の哲学」で読み解く動態経営論

直感の経営