売上を実現させる 営業会議の資料「ずらしチャート」
まず概要ですが、毎月の経営会議や営業会議の資料として使う物です。
使い方は、年度初めから毎月の会議で、営業担当に前月の実績と4ヶ月先までの売上見込みを記入させます。
毎月情報内容が更新されるので、以前の予測と比較した当時・現在の予測情報の最新のものが、毎月わかります。
予測が次の月でどう変わっているかがすぐわかるので、将来の傾向の予測が立てやすい、と言うのが建前です。
受注の仕事をこのように見るということは、だれが予測をするにしても、自分の仕事を真剣に考えさせることにつながります。というのは、特定の月に対する当人の予測が定期的に過去の予測と、そして最終的には実際の成果と比較されるからです。
人は口に出したことや自ら書いたことを肯定的に捉えたり、実現しようと自然に前向きになります。経営者は会議のたびに営業マンを叱責するのではなく、必要に応じて時折アドバイスをすることで、営業マンは成長し、売上は上がり、予想は確実になります。