同族企業のための4つの原則

第一に、同族企業は、一族以外の者と比べて同等の能力をもち、少なくとも同等以上に勤勉に働く者でないかぎり、一族の者を働かせてはならない。

 

第二に、同じように簡単なこととして、一族の者が何人いようと、また彼らがいかに有能であろうと、役員のポストの一つには必ず一族以外の者を充てなければならない。
例は、専門的な能力が大きな意味をもつ財務や研究開発担当のトップである。

 

第三に、同族企業は、重要な地位に一族以外の者を充てることをためらってはならない。
生産、マーケティング、財務、研究開発、人事に必要な知識や経験は、あまりに膨大である。

 

この三つの原則を忠実に守っても、問題は起こる。
とくにトップの継承をめぐって起こる。一族の事情が企業の事情に反する。
したがって

 

第四に、継承の問題について適切な仲裁人を一族の外に見つけておかなければならない。(『未来への決断』)

同族企業のための4つの原則