製品分析の利用

以前ドラッカーの製品分析について解説しました。最近その使い方が分からないとのご意見を耳にしました。

まずはしっかり分析表を作ってください、(繰り返しになりますが)間接費をどう割り振るかが鍵になります。厳密に考えず、大まかな単位である注文書毎とか、出荷単位毎とか安定して計測できる資料に基づいて計上することが大事です。

さて、問題の利用法ですが、ここでは最も単純な方法をご説明します。目的は原価と利益が比例しないことを明らかにすることです。原価(材料や購入品)を奢り、手間を掛けたからと言って、当然ですが利益に繋がるものではないのです。その現状を正しく把握しましょう。

手順は縦軸に製品毎の利益を、横軸に利益率順に製品やサービスを並べます。

グラフ化するのは利益の累積額です。こうすると何かが見えてきます。ここではグラフの作り方だけお示しします。

製品分析の利用(グラフ化)

では、実際に以前ご紹介したドラッカーの製品分析の「製品分析表」の数字を使ってグラフを作ります。

最初は「表」の左の製品名と「収益」の「金額」を使います。

製品分析の利用(グラフ化)

次に利益の累積額の欄を追加し、グラフ化します。

製品分析の利用(グラフ化)

では、全ての経費を製品毎に割り振った後の利益ではどうでしょうか。

今度は「製品分析表」の「純収益寄与」を使います。

製品分析の利用(グラフ化)同様に加工し、グラフ化すると。製品分析の利用(グラフ化)

製品分析の利用